当記事では、公式LINEアカウント(2020年4月以前はLINE@)と御社システムの連携についてご紹介したいと思います。
LINEと連携させると、ユーザーにもっと便利にシステムをつかっていただける可能性があります。システム利用率向上を考えておられるなら、ぜひ一度ご検討してみてください。
LINE公式アカウントとは?
そもそもLINE公式アカウントとはなんでしょうか?
LINE公式アカウントは一言で言えば、LINEの事業者向けアカウントのことです。
登録してくれたユーザーに対してメッセージを送信。チャットで1対1のコミュニケーション。自動応答の設定。などなど。
集客やファン化するために活用できる様々な機能が用意されています。(詳しくは上記の公式サイトでご確認ください。)
リッチメニューとは?
このLINE公式アカウントの便利な機能の一つにリッチメニュー機能があります。
リッチメニューとは下の画像のようなトーク画面の下部に表示されるメニューのことですね。
見たことある!という方も多いと思います。
このリッチメニューは設定方法がいくつかあります。LINE公式アカウントの管理画面から簡単に設定することもできますし、提供されているAPI(プログラムが必要)を使えばかなり自由度が高い設定が可能です。
メニューとして使う画像は自由に設定できますし、その画像の指定領域(例えば、左上の「めにゅー1」の領域)を指定のURL(例えば、御社公式サイト)にリンクすることができます。
LINE公式アカウントと連携するメリット
お客様のLINEとシステムを連携させると、
LINE公式アカウントで通知
↓
トーク画面を開いてもらう
↓
リッチメニューや通知メッセージからログインが必要なサービスサイト
という導線を作ることができます。
また、多少の作り込みは必要になりますが、LINE公式アカウントに登録してくれたユーザーと御社サービスサイトのユーザーを関連付けることも可能です。
一度、関連付けができると、ユーザーはログイン不要でリッチメニューから御社サービスサイトのログイン後の画面に遷移させることができるようになります。
具体的な連携例をご紹介しましょう
例えば、ABC個人指導塾でご利用されている塾業務管理システムとの連携を想定してみましょう。
保護者様にあらかじめ塾業務管理システムへのログイン情報をお渡しできているとします。
お客様のLINEとシステムの連携ができていない場合、塾業務管理システムの保護者向けWebサイトにログインしてもらって、生徒さんの指導状況を確認して頂く必要があります。
もしくは、専用アプリを別で開発、ダウンロードしていただいてアプリにログインして頂く必要があるでしょう。アプリは一度入れていただくと便利ですが、開発コストや利用料が別途必要だったり、ダウンロードにちょっとしたハードルがあったりしますね。
次に、LINE公式アカウントと連携している場合を考えてみましょう。リッチメニューには指導状況確認画面へのURLがリンクされています。
保護者様に公式アカウントで本日の指導状況の登録があった旨を通知
↓
リッチメニューや通知メッセージのリンクをクリック
↓
(初回のみ塾業務管理システムにログイン)←これでLINEユーザーとシステム連携
↓
指導状況確認画面へ直接遷移
LINEを使用していないスマホユーザーは本当に少ないと思いますので、Webサイト誘導や、別アプリ誘導より保護者様に親切な導線となるでしょう。
まとめ
今回は利用ユーザー様の利便性をあげるLINE公式アカウントととの連携をご紹介しました。
多くのユーザーがほぼ毎日使っているLINEアプリから御社サービスへの動線ができると、利用促進につながるはずです。ユーザーの利用率を上げたいのであればぜひ検討してみてください。
当社でもLINE公式アカウントとの連携実績はございますので、ご興味ありましたらお問合せください。